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【感想】 絵はすぐに上手くならない 成冨ミヲリ

かなりいい本。

絵の上達指南。
漠然と絵が上手くなりたいと思っている人に読んでほしい。

また、「絵が上手い人は、デッサンだけでなく、塗りなども含めて、ササーッとかけるもの」
と思い、自分の鈍臭ささに嫌気がさしている人にも読んでほしい。

この本のいいところは、どういう技術がどの程度の時間で、
どれくらい上達するかがわかるようになるところである。

どれもこれも上手くなる必要はないし、なれない。
この本は、その認識をはっきりと持ってもらうことを目指している。
ある種、諦めることに近い。
ただ、諦めたとしても、罪悪感はない。
どんな絵も描ける「すごい人」になりたいと思ってしまい、
それを目指す徒労感がかなり軽減されるからだ。

自分に足りないのは、ものの形をよく観察し、
形を覚えてストックを増やすことだとわかった。
このように自分の弱点を見つけることにも使える本である。

おすすめ。
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【感想】 食品の裏側 安部司 

これは2005年の本。
90年代半ばから買ってはいけないものや環境問題を取り上げる消費者目線の本がよく出た。
2000年に入ってひと段落したと勝手に思っていたのだが、本書を読むと、どうやら勘違いではないかと改めて思った。
一括表示がやはり問題である。
しかし、この手の本が100万冊売れているわけだから、消費者も相応に賢くなっているはずで、
この本が出てから(あるいは『買ってはいけない』などの本が一通り出てから)10年も経てば、
現在の食品業界の状況がきになるところ。
現在の食品会社や業界を丹念に取材して、冷静に分析した本があれば是非読みたいものである。
ちょっと探してみよう。
プロフィール

吹雪

Author:吹雪
書籍編集者です。担当ジャンルは人文書から法律といった専門書、生活実用まで幅広く。哲学研究をかなり真剣にやっていましたので、現実世界のちょっと上の次元に興味があります。

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